きれいなフォントは、印刷物やホームページの印象をガラリと変える

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最近、自宅で使うパソコンを買い替えた。
そう、ずっと憧れていたMac。MacBookPro Retinaである。
Macbook Airでも十分良かったのだが、Retinaにとってもとっても魅力を感じての購入。
思えば、iPhone3Gから4sに買い替えた時、Retinaの惚れ惚れするほどの美しさに衝撃を受けたその原体験が、私をRetina信者へと駆り立てているのだろう。

Retinaの何が良いって、その文字の美しさ。
まじで、惚れ惚れする。
Macは昔からフォントに強いこだわりを持った会社だ。スティーブ・ジョブズがタイポグラフィを学んでいた関係から、Macのフォントの美しさは昔からの特徴で、それがRetina化され、パソコン画面とは思えないほどの滑らか、くっきりの美しいフォント表示を可能にした。

さて、言いたいのは「フォントの美しさが印刷物やホームページの印象をガラリと変える」ということだ。

同じホームページをMacとWindowsで見比べてみる。
Windowsも、メイリオによってそこそこは美しく見える。しかし、Macのヒラギノ+Retinaの前では、太刀打ち出来ない。
明らかに、文字の見やすさ、読みやすさに違いが出る。

商売柄、1日じゅうパソコンの画面とにらめっこしている経験上、表示フォントというのは目の疲れにも多大な影響を及ぼす。
Windowsのあの醜悪なカクカク書体「MSゴシック」は言うに及ばず、メイリオでさえも、目が疲れやすい。
明らかにMacのヒラギノ+Retinaの方が目が疲れない。

こんな事を書くと「マカー」とWindows信者から蔑んだ目で見られそうなのだが、本当なのだから仕方ない。
綺麗なフォントは、それだけで媒体の印象を良くするのだ。

ホームページに限ったことではなく、雑誌などの印刷物でも同じ。
洗練された、読みやすいフォントと、そうでないフォントというのは、確かにあるのだ。
フォントは、デザインの一部を構成する大事な要素である。
媒体の性質、目的、読者の属性などによって、使用フォントは変わってくるし、文字サイズ、行間、文字間なども変わってくる。

普段何気なく読んでいる雑誌にも、そうしたフォントへのこだわりがあるのだ。
綺麗なフォントは、意識させないレベルで、読者に読みやすさを提供しているのだ。